レーベルにこめた想い

 

 

音楽の表情記号にソット・ヴォーチェ(sotto voce)という言葉があります。例えば弦楽器ではささやき声のように声をひそめたような音色で弾く、という意味です。このSOTTOという言葉は日本語の”そっと”という言葉と不思議な意味的な重なりを感じさせて、レーベル名にふさわしい言葉のように思えたのでした。もちろん全ての ”良い”音楽がやさしい音色で柔らかい響きを纏っているわけではありません。しかしこのレーベルから「皆さまの耳に届いてほしいと願う作品」を届ける時に、大声や大げさな身振りはふさわしくないような気がして、その想いからレーベル名をSOTTOとしました。

 

良き音、良き音楽が、そっと届きますように…。

 

SOTTOの目指すところ

 

SOTTOのオフィシャルサイトのURLは www.sotto.maison です。maisonとはフランス語で“家”という意味。この家には色々な事柄で溢れています。

室内楽を楽しむ人、クラブミュージックが大好きな人、静かな電子音だけを聴いていたい人、作曲されたばかりの現代音楽に心の安らぎを得る人。また写真集が大好き、紙が大好きという人もいるでしょう。このSOTTOという家で人と人とが結びつき、情報を交換したり、あるときはそこで新しい価値が生まれたり、作品を作ったり…。

このレーベルがそんな場所になる事を目指します。

リリースNo.M001、M002は中島ノブユキの作品が続きますが、今後は素晴らしい音楽家達の作品を含め、音楽作品だけにとらわれず、よいプロダクトを生み出していけたらと思っています。

 

中島ノブユキ(作曲家/ピアニスト)

SOTTO主宰

 

 

作曲家 / ピアニストとして 映画音楽~JAZZ~POPS~広告音楽~クラシック 等様々なフィールドで活動。2005年頃より主に菊地成孔 ペペ・トルメント・アスカラール、持田香織、畠山美由紀、ゴンチチらの作品に編曲家として参加。また菊地成孔作品には作曲家としても楽曲提供、またタップダンサー熊谷和徳と東京フィルハーモニー交響楽団が共演する「REVOLUCION」では音楽監修/作曲、オーケストレーションを担当した(2010年)。映画音楽として太宰治原作「人間失格」(荒戸源次郎 監督作品)を、またアニメーション「たまゆら」(佐藤順一監督作品)の音楽を担当。

また2011年よりNHK-BSプレミアムで放送の番組「旅のチカラ」のテーマ音楽 (『その一歩を踏み出す』)を担当し、その放送は数年間にわたった。近年は女優であり歌手でもあるジェーン・バーキンのワールドツアー「Jane Birkin sings Serge Gainsbourg 」に音楽監督/ピアニストとして参加、世界27ヶ国を回った(約80公演)。 東京とパリとを行き来しながら制作された Jane Birkin + Nobuyuki Nakajima 名義の作品「une petite fille(少女)」を kizuna world org.より2012年8月発表。また中島自身のリミックスによる「Thinking of you (NN's Dreamy Mix)」が世界的DJ、ホセ・パディーヤのコンピレーション「Ibiza Sundowner Presented By José Padilla」に収録された。

ソロアルバムとしてこれまでに『エテパルマ』(2006年発表。バンドネオン、ギター、ストリングス、ピアノ等の編成により自身のオリジナル楽曲の他、F・モンポウ、V・モライス、D・エリントン等の作品を新たに響かせた作品)、『パッサカイユ』(2007年発表。前作の編成を踏襲しつつ、ラフマニノフ、ホレス・シルバー、トニーニョ・オルタ等の作品を編曲、自身の楽曲でも新たな地平を開く。)、『メランコリア』(2010年発表。より内省的に響きの装いは変化。自身の楽曲の比重が高まる。)、『カンチェラーレ』(2012年発表。C・ダレッシオ、A・ジョビン、J・S・バッハの楽曲から かしぶち哲郎の楽曲、そして自身の書き下ろし楽曲を含む自身初のピアノソロアルバム。ジャケットは鴨居玲の作品。)をリリース。

2013年1月から一年間わたり放送されたNHK大河ドラマ「八重の桜」の音楽を担当した。

ライフワークとして「24のプレリュードとフーガ」の完成があり、目下その全曲の完成目指し鋭意作曲中である。

2014年2月、スパイラルレコーズより5thオリジナルアルバム『clair-obscur』(クレール・オブスキュア)を発表。

2015年1月には、自身の活動拠点として音楽レーベル “SOTTO”を立ち上げた。
 

中島ノブユキ オフィシャルサイト